本来、人間の脳は自分にとって都合の悪い情報を無視したり過小評価する【正常性バイヤス】という性質があるそうです。
誰しもピンチや危機的状況に対して「きっと大丈夫」や「何も悪い事は起こらない」と思いたくなるのは当然ですが、それは脳の機能だという事です。
例えば、火災や天災などにおいて「うちは大丈夫」という判断が、避難や対処を遅れさせてしまうのはそれが作用しているそうです。
備えあれば患いなしと言われるように、念のため準備や対策をしたうえで「大丈夫」と思うようにしたいものですね。
最近では場合によって、心配性やネガティブ思考はいけないとまで言われてしまう事もありますが、それとこれとは別の話だと思います。