ニュースや特番でも報道されているように、早いもので東日本大震災から10年がたちました。
当時、津波で家を流されてしまった少年が、少しでも家族の助けになればと懸命に水を運ぶ姿の写真が話題になりました。
唇を固く閉じ、水が満たされた大きなペットボトルを両手に持って、全力で今日を生きた当時10歳の少年は、今年無事に成人を迎えられたそうです。
「出来ない事」が圧倒的に多い過酷な状況の中、「出来る事」を自ら探して無心で行動した彼は、大人になったこれからもその生き方を続けられるのだろうと思います。
新たな価値観やライフスタイルが急速に求められる中、人の価値観や生き様にも大切な転換期を迎えている気がします。
過剰に多くの情報が飛び交う中、これまでの「こうするべき」「これが正しい」そんな価値観はもう昔の話なのでしょう。
っと、自分に言い聞かせて生きていこうと思っています。なかなか急には変われませんからね。