暦の上では立秋を過ぎて季節は秋になりましたが、その実感が沸かないほどの猛暑が続いています。
立秋というのは「初めて秋の気が立つ」という事で、実際には最も暑い時期にあたるそうです。
秋の始まりという響きだけで私達は涼しくなるというイメージを持つために実感が沸かないと感じるのでしょうね。
昔より平均気温が2~3度上昇しているというデータがありますが、最高気温が40度前後を毎日過ごしている私達にとって、たった2,3度?と思ってしまいます。
とはいえ、私達の平熱36度が38~39度になると考えるとやはり異常なのでしょうね。
言葉の持つ響きと実際の体感とは案外あいまいなのかもしれません。
「心頭滅却すれば火もまた涼し」とは、なかなか難しいものですね・・・